エージェント 高校海外留学

エージェントの選び方

2017-04-04

高校海外留学で絶対に必要なものにエージェントがいます。

留学先に親戚がいる、友達がいる、留学に関しての全てを把握している人がいるなどの状況の無い方は、家族に変わって全てのお世話をしてくれる海外の学校との間に立ってくれる会社になります。

煩雑な高校留学に関する作業を全てお手伝いしてくれます。

ですが、注意しなければいけない事があります。

日本の家族と海外の高校との間をコンサルする職業に関して、日本には何の資格も法律もありません。

簡単に言いますと、少し海外に行った知識がある方が、明日から私は高校海外留学のエージェントを始めますと言えば、仕事を始める事が出来るのです。
ですので、誰でもエイジェントに簡単になれてしまいます。

外国の事情を良く分からない日本人にとって、エージェントの選択を間違えますと、高額な手数料を取られてしまいます。

エージェントの仕組み

エージェント図解

エージェントは高校留学に関する必要情報を全て家族に伝え、家族はそれに対して手数料を支払います。
エージェントは、家族からの資料を適切に処理して、委員会に入学手続きを行い、委員会はエージェントにコミッション(手数料)を支払います。

上記の図をよく見れば分かるのですが、エージェントはカナダ教育委員会と家族からダブルで手数料を貰っています。
上手に事が運べば、かなりおいしい仕事になります。

委員会からの手数料は一定ですが、家族に請求する手数料は好き勝手に設定する事が可能です。

まずエージェントを選ぶときに、その会社のサイトに行って、費用について何も書かれていない場合はスルーした方がいいです。

エージェントから家族への手数料設定の方法

・初年度手数料
26800円~924000円
・次年度手数料
0円~616000円
初年度手数料、次年度手数料に入っているサービスはエージェントによって全く違い金額にも大きな差があります。
それ以上の手数料を一切取らないところから、いろんなオプションや割増で請求してくるエージェントがいます。

・就学ビザ取得行代
10000円~20000円

・入学金$200
・年間授業料$13000
・ホームステイ費用(10か月)$9000
(平均的な学校に支払う金額)

上記の金額を学校に支払代行をエージェントがしてくれるのですが、$1に3円~10円増しで請求してくるエージェントが多い様です。
年間授業料の$13000を10円増しで請求されますと、それだけで130000円余計に支払う事になります。

・留学前の事前のカリキュラムなどのオプションで結構な金額を請求してくる。
エージェントに寄っては、学校の年間費用と同じぐらいの金額になってしまいます。

カナダの場合には、エージェントがいなくても教育委員会とのメールのやり取りで実は何も問題なく留学をする事ができます。(バンクーバーなら日本人が担当してくれます。)
入学願書等の書類を揃えて入学金と共に委員会に提出し、学校が決まると授業料・ホームステイ料など請求されますので、支払いますと委員会の方でホームステイ先を自動的に決めてきて、空港へは決まったホストファミリーが迎えに来てくれる仕組みになっています。日本のカナダ大使館を通して、就学ビザを取得して航空チケットを用意したら後は、本人が行くだけです。

それでも私は、エージェントを利用しました。

大きな理由は、留学する娘さん(息子さん)を教育委員会とエージェントでダブルでサポートしてもらうことで、安全性がより高くなるからです。
もちろん煩雑な作業もして頂けますので、楽になります。

まとめ

エージェントになるには何も資格がいりません。誰でもなれます。ですから高額な手数料を請求してくる会社が多いので、良く見て良心的なエージェントを探しましょう。安すぎていい加減も困ります。

目安としましては、年間18万~30円ぐらいの手数料を基準にそれ以上の手数料を取るエージェントはスルーしましょう。
エージェントのサイトに費用の金額の表示が無い場合は、値段が高いと思って間違いありません。

カナダに留学してからのエージェントとの関係

多くのエージェントは、2年目以降にもお金を取りますが、実際にカナダに留学してからエージェントと接触をする事はまずありません。

よほど始めて入ったホームステイ先が酷いか何かで、すぐにホームステイ先を変更したい場合などにエージェントの力を借りる可能性はありますが、カナダでホームステイを受け入れている家族は、カナダの教育委員会からそれなりの条件をクリアーした家庭しかホームステイ先になれませんのでとんでもない酷いホームステイ先は存在しません。

ホームステイ先との関係は実際に一緒に住んで数か月しませんと相性がいいのか悪いのかは分かりません。

ただ日本人は英語が苦手な人が多く、自分の意見を言えないまま我慢してしまい、それが原因で不満が募っていく場合が多い様です。

ある程度英語の能力のある人ですと、しっかりと自分の意見を言ってホームステイ先を自分の都合に合わせた形に変える事ができます。

たとえば、カナダ人はご飯を食べる習慣がありませんがやはり日本人はご飯が食べたくなります。

そんな時に、ホームステイ先にご飯をメニューに入れてくれるようにお願いする事で、用意してくれる事があります。

毎回ご飯が恋しくなると、どこかのスーパーに行って買ってくるのは大変ですが、ホームステイ先と交渉する事でこの点は簡単に解消ができます。

カナダに行って最初に気になるのは、ホームステイ先でWIFIが使用できるかどうかがあります。

今はどこのホームステイ先もWIFI利用可能でないと、カナダの教育委員会からホームステイ先として登録をさせてもらえません。

WIFIが使用できる事で、スカイプやラインを利用して、無料で日本の家族と好きな時に話をする事ができます。

そんな時案内された部屋に入ったらWIFIの電波が弱くて利用できる状態で無かった場合どうしますか?

ほとんどの日本人は諦めて、家の中の電波のいい場所を見つけて常にそこで利用する事にしてしまいます。

ですが、家族や友達との会話はたとえそれが日本語で合っても人には聞かれたくないものです。又、日本との時差があり夜遅くか朝早くでないと話をできる時間が来ません。

ここでしっかりと部屋でWIFIを利用できるようにしてくれとはっきりホームステイ先に言う事が出来れば、ホームステ先は契約書にWIFI利用可を書かれていますのでWIFIを利用できるように工事をしなければいけない責任があります。

話がそれてしまいましたが、これらの事はやはり自分で直接交渉する事で解決する問題で、エージェントを利用しても事務的になってしまい話はホームステイ先まで届かず、カナダではご飯を食べる習慣がありませんので、それに従って下さいと教育委員会から言われてお終いになります。。

ですので、エージェントが必要なのは入学をする時の様々な書類の代行をしてもらうのが主な仕事だと認識する事にしてください。

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