ホストファミリーは基本的にその地域の教育委員会が決めてくれますので、こちらから選択する事はできません。
ホストファミリーも多種多様で、自分に合っているのかいないのかは実際に一緒に生活を始めませんと分かりません。
子供も親も、ホストファミリーがどんな人は気になるところです。
もし、ホストファミリーと気が合わないなど何かの理由で変えたい時にどうしたらいいかと言いますと、委員会又はエージェントに理由を言って変更をお願いするだけでOKです。
ホストファミリーを変更する事は何となく日本人の考え方では、失礼になるのではと躊躇してしまいがちですが、実は日常茶飯事で他の国の学生なんかはどんどんホストファミリーを変更しています。
そのあたりはビジネスライクに、どうしても合わなければ我慢せずに変更を希望しましょう!
私が知っている方でホストファミリーを変更した人の理由が下記のようなものがあります。
・ホストファミリーの子供が異性を連れてきて毎晩いちゃついている。
・ホストファミリーがベビーシッターをしていて、気がついたらベビーシッターの仕事をさせられていた。
・厳格な決まり事が多すぎて全く自由な行動ができない。(全て使用するのに時間が決められているなど)
・自由なのだが全く世話をしてくれない。(朝食パン、昼食毎回同じ、夕食前の日に残り物など)
・学校までの距離が遠くて通うのに大変。
その他いろんな理由でホストファミリーを変更する人がいると思います。
ですが、少しの我慢もせずにすぐに嫌になってホストファミリーを交換するのは良いことではありません。
最低でも一旦生活を始めたら、1か月は様子をみてから決めましょう。
だんだんにホストファミリーの癖が分かってきてその良さを知る事もできるようになります。
同じホストファミリーでも、日本人によっては合う合わないが出てきます。
たとえば、毎日洗濯や掃除をしてくれて食事もしっかりと用意してくれ何一つ不満が無いホストファミリーでも、それがある人にとっては返って自由が無いと感じる場合があります。
洗濯は自分の好きな時にできて、掃除も自分でしたい人などにはやはり不自由と感じてしまいます。
私の感覚では、長く生活する場合には、洗濯や身の回りの事は自分で出来る状態が長い目で見ると楽です。
今まで日本にいた時は洗濯も掃除も親がやっていたので、自分でするのが最初は大変だと思うかもしれませんが、やはりそれも人生の大きな勉強になります。